CLOSE

SOKA GAKUEN BOOKLET

VOL.7 ―創価高校の食育―

About the School Cafeteria


 創価高校の食堂はカフェテリア形式となっており、毎日日替わりの創価ランチ・ヘルシーランチ・スナック・カレー類・麺類の5種類のメニューから選ぶことができます。さらに豊富な種類の小鉢から好きな小鉢を一つ選ぶことができます。

 生徒たちは、毎日の昼食をとても楽しみにしており、人気メニューが出る日には、一目散に食堂へ集まり、長い行列を作ります。オープンテラスの席も用意されているため、自然の光や風を感じながら会話を楽しむこともできます。

 明るくにぎやかな食堂で昼食を楽しむ時間は、生徒にとって勉強の合間に訪れる心温かなひとときであり、栄養や味はもちろん、心も満たしてくれる元気の源となっています。



生徒が食べた昼食内容(メニューやカロリーなど)を、保護者のメールアドレスに送信するサービスを実施しています。
生徒や保護者からは、「昼食と夕食のメニューが被ることがなくなった」「下宿に入っている娘が、昼食で何を食べているかが分かって安心した」とのお声を多くいただいています。

食堂委託業者 コンパスグループ・ジャパンの声


創価高校の食堂メニューについて
中高生はまだ味覚が定まっていないため、誰もがおいしいと感じられるような標準的な味を目指しています。また、日本全国の豊かな食を楽しめるよう、全国のご当地メニューを定期的に提供しています。学園生が将来、日本各地に足を運んだ際、学園で食べた食事を「懐かしいな」と思い出していただけるように、との願いも込めています。

選べる小鉢は生徒の皆さんからいただくアンケートをもとに、日々新しいメニューを考えています。もともとは野菜のメニューが多かったのですが、皆さんからのリクエストを受けて、スナックやスイーツなどの種類も豊富になりました。生徒の皆さんから直接いただく「おいしかった」という声が、なによりの励みになっています。

これからの挑戦と学園生の成長
食事は身体をつくっていくものなので、安全性の確保を一番大切にしています。その上で、世界に目を向けフードロス改善に向けた取り組みとして「STOP FOOD WASTE DAY」を定め、食材を無駄なく使うといった工夫をしています。今後は貧困地域の食事などを提供することで「食育」に生かしていけるよう、メニューの開発に挑戦していきます。
食事は文化です。学園生の皆さんには、人と人がつむいできた「食という文化」を日常の食事で感じ、健やかに成長していただきたいと願っています。


「食べる力」は「生きる力」を育む


創価高校では学校生活での学びと実践を通じて、健全な食生活を実践できる力を育成することを目指しています。家庭科の授業では「食」についての知識とバランスの良い献立を選ぶ力を身につけています。日々の食生活を通じて生徒が栄養価を考え、自身の能力を最大限に発揮できるよう、豊富な食堂メニューから適した食事を選べるよう献立も工夫されています。

食育を推進する上では、毎年保護者向けに食育セミナーや試食会を行っています。これらの取り組みを通じて学校・生徒・保護者が一体となり、食育の推進に積極的に参加することができています。

『食は命』ー「食物には、生命をつなぎ、健康を増し、力を強くする三つの徳がある」との先哲の言葉のとおり、食育を通じて、生命を豊かにしていくのみならず、生徒が「食」についての関心や理解を深め、健全な食生活を実践できるよう支えていきます。また、食育の観点からもSDGsを意識した持続可能な社会に貢献していきたいと考えています。

この記事はいかがでしたか?

創価高校について
もっと知りたい方はこちら