高校での学び
グローバル化が急速に進む現代において、相手の立場を理解し、よりよい関係を築いていくための言語の力はますます重要になってきています。
本校では「言語技術」をカリキュラムに取り入れ、日本語をベースに、英語も含め、言葉を運用する能力を高めるため、ディスカッション中心に授業を展開しています。
「言語技術」とは「議論する技術」「読解する技術」「文章を書く技術」「論理的・批判的に思考する技術」といった言語をより有効に運用するための技術のことです。
(本校の「言語技術」教育は、つくば言語技術教育研究所所長の三森ゆりか氏が開発したプログラムをもとに、同氏から指導・支援を受けながら実施しています)
日本語で学んだことと同じ領域の内容を平易な英語で学習する往還作業を通じ、複数の言語における運用能力及び論理的な思考力・分析力を育てます。
また、コミュニケーション能力や文化理解を促進するための「複言語能力・複文化能力」の向上が期待できます。
本校では授業でGoogleClassroomやClassi(Benesse)を活用しています。授業の補助説明資料等を共有することで、生徒はいつでも閲覧することができ、自主学習のサポートにつながっています。
行事前には創立者の著作の研鑽や創立精神について学び、学年・クラスを問わず、お互いの目標や、自他ともの幸福のため、今自分たちにできることは何かと語り合う対話の場が多く持たれます。
先輩と後輩がお互いに触発し合いながら、多様な個性の中で自分の価値を広げていく場となっています。
本校では全生徒にスコラ手帳を配布し、生徒自身が勉強・諸活動のスケジュール・目標を立て、教員も定期的にチェックし、面談等で活用しています。
スコラ手帳を通した振り返りを行うことで、目標達成に向けた計画性と時間管理能力の向上につながっています。
(本校の時間管理手帳はNOLTYプランナーズが開発したNOLTYベーシックを利用しています)
大学入試改革を見据え、本校ではスコラ手帳を併用しながら様々な諸活動の記録をBenesseが提供するClassiを活用し、デジタルで記録しています。行事等で自分が感じたことを言語化して残す中で、自分の考えが深まり、興味関心を広げるきっかけにもつながっていきます。