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2019.12.18
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12月12日中央大学理工学部の石井洋一教授をお招きし「理科実験講座」を開催しました。中央大学から学生9名も来ていていただき、実験のサポートをしてくれました。
今年は、周期表が誕生して150周年ということで、世界各国で記念行事が行われています。今回は、周期表の父とも言われるメンデレーエフになったつもりで、金属ナトリウムを使って、塩素の原子量を実験によって測定をしました。はじめに、石井教授から、周期表にまつわる講義をしていただきました。メンデレーエフより7年前に、周期表を作っていたシャンクルトワのらせんの周期表のことや、元素名で国由来の元素は3種類しか無いことなど、高校の化学では教わらない興味があふれるお話でした。実験では、一つ一つの手順を丁寧に教えてくださり、反応をじっくりと観察しながら取り組むことができました。待ち時間では、大学生の皆さんが、大学の研究室のことや、進路のことなどを話してくださり、より理科の世界に興味をもった生徒も多くいました。
生徒からは、「中学や高校で得たその知識に、教授の説明が相乗効果となり、とても充実したメンデレーエフの疑似体験と実験ができました。教授が仰っていた『実験で抱く疑問を大切にし続けていく』ことを胸に、目標に向けて挑戦していきます」との感想がありました。