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2019.12.18
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12月18日、クリティカル・イシューズ・フォーラム(CIF)を運営するミドルベリー大学院ジェームスマーチンセンターのトキ・マサコ氏が来校し、GLPの生徒と懇談会が行われました。CIFはGLP生徒が過去5回参加している、日米露の高校生による核廃絶問題に関する発表会です。トキさんは、現在の核問題に関する認識が少ないことへの危機感と核廃絶教育の必要性についてお話しされた後、生徒たちの質問に答える形式で懇談を進められました。核兵器に代わる抑止力としての、AIと核兵器の組み合わせの可能性や、長﨑・広島でのフィールドワークを通して感じた、戦後70年を超えての核廃絶教育のあり方についての意見を伺うことが出来ました。
参加した生徒からは、「若い世代の私たちが核について考えること、知っていくことが大切なのだということを改めて感じました。懇談会の中でトキさんは、諦めない心で目標に向かって走り続けることが大切とおっしゃっていました。私も核廃絶に向けて知識をつけ、考え続けていこうと改めて感じました」、「核兵器がこの地球上に存在していることの危険性に気づいていない人が多いことに、なんだか悔しくなりました。若い世代がその事実を知らず、人任せにしている状況を打破したいと強く思いました」との声が寄せられました。