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2019.12.22
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12月22日、東京国際フォーラムで開催された全日本高校生フォーラム(文部科学省・筑波大学共催)において、下原剛くん(1年)、舩橋美夢さん、鈴木陽子さん(2年)、東香峯子さん(3年)のチームが「Senior citizens can support the youth to escape from relative poverty(先人達の智慧と力で、次世代の貧困脱出を)」と題して発表を行いました。4分間のプレゼンテーションに引き続いて行われた質疑応答も含め、全て英語で行いました。11月にカリフォルニア・フィールドワークに参加した4人は、現地で大学教授や高校生の前で行った、日本の相対的貧困課題についてのプレゼンテーションを元にアクションプランを作成。シングルマザー世帯の貧困脱出のために、定年退職した教員人材を活用して、大学進学をサポートする塾の機能を持ったNPOの設立を提案。このプランに対するコメントを教育系NPOにインタビューをするなど、探究活動を深めました。
また、午後にはSDGsのテーマ別に、少人数グループで英語ディスカッションを行いました。創価高校は、「格差のない社会をめざして — 貧困をなくそう」のテーマを選択しました。積極的に議論の中心となりながら、グループ別の内容報告では、4人全員が発表しました。
発表した生徒からは、「リサーチ能力と議論を深めることの大切さを学ぶことができました。全国のSGH校の皆とともにお互いの発表を見たり、世界の諸問題について英語で議論することができたのは、私にとっての大きな成長でした」、「様々な発想を持った高校生たちと接して、皆の意見を統合すれば、全く考えもしなかった様な未知の考えが生まれるということを実感しました。今後も、また別の視点から解決策を考えていきたいです」との声が寄せられた。