CLOSE

NEWS

MIIS(ミドルベリー大学院モントレー校)核不拡散学習オンラインフィールドワーク

2021.12.06

NEWS

 アメリカ・ミドルベリー大学院モントレー校の協力のもと、10月23日、11月6日、13日、23日の4日間、約1か月に渡って核不拡散学習オンラインフィールドワークが開催されました。

 2021年度最後のオンラインフィールドワーク企画となる本企画には、38名が参加しました。全ての日程において講義内容に関する事前課題をこなし、実施日には核廃絶問題に関する一流の講師による講義と、少人数でのアカデミック英会話に臨みました。初日の講義では、トキ・マサコ先生による「核不拡散に関する国際関係論の枠組み」について学びました。2日目はフェレンツィ・ダルノキヴェレス博士による「核兵器および核物質の物理学的・化学的な構造」の講義に挑戦。3日目は、ロバート・ショウ博士による「東芝ココム違反を通した核開発に関する企業の同義的責任」を学びました。そして最終日はマルガリータ・カリニーナ-ポール先生による「チェルノブイリ原発事故が現在の社会に与える課題」についての講義があり多様で最先端のテーマについて学びきりました。また3日目には、クリティカル・イッシューズフォーラムに参加するアメリカ・ロシアの高校生との交流会が行われました。

 参加した生徒からは、「内容も英語もとても難しかったですが、現在も世界では核問題が続いていることを知ることができました。高校生の間に池田先生の対談集を通して平和への思いを磨いて、世界に貢献できる人材になろうと決意しました」、「精神力や発言力、また自分の意見を英語でまとめる力を鍛えることができました。国籍や言語は違っても、交流した皆に共通していたことは『核兵器は廃絶するべきだ』という点だと感じました」などの声が寄せられました。

この記事はいかがでしたか?

創価高校について
もっと知りたい方はこちら