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2018.05.12
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5月12日(土)、SGHの取り組みの一つである、GCP(グローバル・シティズンシップ・プロジェクト)の全校企画が実施されました。
1年生は、「SDGs」をテーマに、現在世界が抱える諸問題についての関心を高め、2030年を目指して国連が定めた「2030アジェンダ」と、その中で示されたSDGsについて学びました。ジグソー法を用いて学びを深め、リンクマップを作成することで、「貧困」が最大のテーマであることを確認し合いました。
2年生は、「核兵器」をテーマに、広島への原爆投下による被害の事実を知り、核兵器禁止条約をめぐるA側(日本よりの意見)とB側(アメリカよりの意見)のスタンスを整理しながら、核兵器廃絶への可能性を探りました。2017年7月7日に核兵器禁止条約が採択されたことや、その採択に大きく貢献しノーベル平和賞を受賞したICANについて学びながら、今、原爆(核兵器)について考えることの重要性を感じることができました。
3年生は、「2030アジェンダ・SDGs」をテーマに、本校が開発した教材である「SDGs Card Game」に取り組み、SDGsの意義や働き、世界が抱える諸問題の連動性や世界が協働することの重要性を学びました。この教材は貿易ゲームの要素を取り入れ、ポイントを競うゲームで、他国との協力なしには目標を達成できない仕組みになっており、SDGsをより深く学べるような工夫がなされています。
本年度、第1回目のGCP企画は一般公開され、どの学年も生徒が主体的で対話的な活動を通して深く学び合う企画とすることができました。