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2018.05.27
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初夏を思わせる晴天に恵まれた今月27日、高校2年生が三鷹市で自然観察会を行いました。これは地学基礎の授業の一環として希望者を対象に毎年行われており、男女あわせて27名が参加しました。
午前は、段丘崖からしみ出る湧水を利用した大沢の里と、水車経営農家を訪問しました。ボランティアの方から水車を利用した昔の人々の生活について教えていただきました。
午後は、国立天文台へ移動。途中、カワセミを発見したり、桑の実をつまんで食べたりして貴重な時間を過すことができました。天文台では、国登録有形文化財にもなっている第一赤道儀室で太陽黒点を観察しました。「太陽黒点の数は周期的に増減をしており、現在は黒点の数が減ってきているのです」との説明に、生徒たちは熱心にメモをとって聞いていました。
参加した生徒たちからは、「電気のない時代に水車を動かすしくみを考えた昔の智恵は本当にすごいなと感じました。細部にわたって無駄のない作りをしていて驚きました」「学校の授業では知ることができないことを、自分の身を通して知ることができたのが良かった」と感想を語っていました。