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2019.03.07
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3月7日午後、本年度最後のグローバルセミナーが開催されました。今回は、国連常駐調整事務所 (Resident Coordinator Office) ボリビア国・官民連携専門官(グローバルコンパクト担当)である坂本敬子さんを講師にお迎えし、「自分らしい世界平和への貢献の形〜創立者への誓いを胸に〜」とのテーマで講演をいただきました。
先月まで赴任していたボリビアでのお仕事(国連や国際NGO・NPOなどによる国際支援をコーディネートする業務)についてご紹介くださいました。また、本校卒業生である坂本さんは、創立者との思い出や励ましの言葉を胸に世界平和への歩みを切り開いてこられたことをお話しくださいました。
さらには、現在までどのようなキャリアを積み重ねてきたか、高校、大学、大学院、社会人の4フェーズに分けて説明。ラオス南部での一村一品運動や国際企業でのコンサルティング業務に携わる中で、SDGs(持続可能な開発目標)をとり入れることが国際企業の経営戦略として一般化しつつあることも報告されました。
講演後には、「坂本さんのように、キャリアの幅を広げる素晴らしいチャンスをつかんでいくにはどのようにしたら良いですか」、「様々な国の方を支援する際に、現地の方との円滑なコミュニケーションをとるために心がけてきたことは何ですか」、「真の寛容さとは何だとお考えですか」、「刻一刻と変わる世界情勢をつかむために、普段心がけていることはなんですか」など、充実した質疑応答が行われました。
生徒からは「どんなに高い夢だったとしても、自分でその達成のためにアクションを重ねていけば、必ず実現できるのだと教えていただきました。使命を果たしていけるように、どんな瞬間も自分の弱さと向き合うことから逃げずに世界に通用する実力をつけていきます」、「私も世界平和に貢献したいと決めていましたが、今日のお話を聞いて、興味のある分野の探求から自分がやりたいと思う道を実現していけばよいと教えていただき、本当にためになりました」などの感想が寄せられました。