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外交官によるグローバルセミナーを開催

2019.12.18

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 12日、外務省より大臣官房公文書監理室上席専門官の二木孝さんをお迎えしてグローバルセミナーを開催しました。これは、外務省高校生講座の一つとして開催の運びとなったものです。セミナーで二木さんは、ご自身の人生経験と豊富な海外経験をもとに、ユーモアを交えて、外交官のお仕事だけにとどまらず、グローバリゼイションが進む時代の学び方・生き方についても語ってくださいました。
 まず、国際社会で活躍するには、ユーモアの感覚を身につけることが必要であり、身につけるためには客観的に自分を見つめることができなければいけないこと。演劇などで立場の違う役を演じる経験などはこの能力を身につけるのに役立つことを教えてくださいました。異文化との交流のために必要なこととして、次のようなことを語られました。一つは、情緒に富むイマジネーション力を身につけることが必要であり、これは作者が世界観を描いている古典的文学を高校時代に読むことで得られるのではないか。さらに、自分の外に新奇性を求めることではなく、自分自身が「新しい眼」をもつこと、つまり複数の視点を持つことが重要であると語られました。また働く事について、働くとは「人と動く」「人のために動く」ことであり、「自分が大切だと思うことを根気強くすること」である。「自分は変ると決めれば、周りは変る」など大切な言葉を伝えてくれました。示唆に富む楽しいお話は、あっという間に時間が過ぎていきました。
 セミナー終了後、GLPメンバーとの懇談会にも参加してくださり、さまざまな質問にも応えてくださいました。「国際的な仕事をしている方の、見方、考え方を知ることができ、とても勉強になりました」などの生徒感想が寄せられました。

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