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2019.12.18
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12月3日に本校3年生の13名がSGHのフィールドワークとして国連大学を訪問しました。今回の訪問のテーマは、SDGsの17番目のゴールであり、他のゴールの達成にも重要な鍵となる「国際パートナーシップ」についてでした。UNU(国連大学)の図書館内にあるレクチャーコーナーで、UNUが修士号と博士号を授与する大学院大学であること、UNUは、国連が持つ様々な機関の中で唯一日本に本部があること、また、この建物内にUNU-IAS(国連大学サステイナビリティー高等研究所)があることを学びました。また、UNU-IASが環境省と共同で提唱した日本発のSATOYAMAイニシアチブについて講義がありました。地球規模課題に繋がる地域の課題に対して、地域や行政、企業、研究機関、NGOなどの団体が連携しながら解決していく流れを、実際にあった事例を踏まえながら紹介して頂きとても充実した時間になりました。また、UNU内の図書館では、国際連盟の時代から国連で採択された議決に関する製本された資料なども手にとって見ることが出来ました。
参加した生徒からは、「私は気候変動に興味があるのですが、今までは地球温暖化を止めるためにはどうしたら良いのかということばかり考えていましたが、洪水などによるインフラの崩壊などを防ぐための防災の大切さを知り、これからは地球温暖化を止めるための解決策と共に、地球温暖化に対応できる社会をつくるにはどうしたら良いかと言うことも考えていきたいと思います」「国連大学のテーマにある持続可能な社会をつくるために未来と現在にニーズを満たす政策を打ち出すために、直接つながるような学びをしていくというところにとても魅力を感じました。私は、アフリカに教育の面で支援していきたいと思っているので大学で教育についてとことん学び、国連大学のような将来に直接繋がるところで学んでいきたいです」との感想が寄せられました。