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2020.10.31
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10月31日(土)、アメリカ創価大学(SUA)学長であるエド・フィーゼル博士を講師にお迎えしグローバルセミナーを開催しました。カリフォルニアと東京をZOOMで結び、遠い距離を越えて同じ空間にいるような気持ちで全校生徒が参加できました。塩田校長の講師紹介の後、 エド・フィーゼル博士に「SUAにおける世界市民教育」と題してご講演をしていただきました。
まず、アメリカ創価大学設立の経緯を簡単に紹介していただきました。さらに、創立者の教育に対する強い思いに触れ、世界市民について「知恵・勇気・慈悲」の3つの視点を中心に話を進められました。他者の痛みを想像して人々と関わる重要性を訴えられ、実際にアメリカ創価大学では広い分野の横断的な教育や研究を通して、いかに世界市民を育成しているかを紹介してくださいました。特に世界の著名な方々との交流を通して、学問だけでなく一流の人格を養成するSUAの取り組みが次々と紹介されました。
最後に、生徒からの質問にも答えていただきました。ある生徒からは「高校生として、真の世界市民になるためには?」との質問に、エド・フィーゼル博士は「知恵・勇気・慈悲は自分の日常で、自身が体現していくことが大事です。自分の学問だけを考え、自己中心的に生きるのではなく、他者の痛みを自分の痛みとして助け合うことが大事です。創価高校の生徒の皆さんで、知恵・勇気・慈悲の3つを体現していきましょう!」と呼び掛けてくださいました。一流の知性と人格の方に出会う喜びに、大きく心を躍らせたセミナーとなりました。