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2021.06.15
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5月15日(火)、3年生が社会問題を理解するために、実際に現地に行って体験する「社会問題スタディーツアー」を実施しました。
このコロナ禍のため昨年度は研修旅行を取りやめたこともあり、今年度は少人数に分かれてフィールドワークを伴う深い学びができるよう企画をしてきました。株式会社Ridilover(リディラバ)協力のもと、感染症予防対策を徹底し、全12コースに分かれて、大型バスで現地に移動しました。午前中はフィールドワークを行い、学校に戻ってから昼食、そして、学んできたことを掘り下げる学び合いを行い大変充実した一日となりました。
現実の社会問題を肌で感じることは、知識だけでは得られない深い学びとなり、一人ひとりの人生を考える貴重な機会となりました。
生徒からは次のような感想が寄せられました。
「今まで自分の側でしか考えてなかったけど当事者の方のお話を聞いて自分が偏見だらけなことに気がつきました。難しいことだけど、あらゆる人に寄り添える人になりたいし、メディアや社会のあり方についても考えなければいけないと思いました。」
「ワークショップではただ思いを馳せるだけじゃなくて、解決するにはどうしたらいいかと、かなり深い部分を掘り下げられたなと思います。今回の多角的な学びは自分にとって大きなきっかけになった気がします。きっとみんなもそうだと思います。」
《社会問題スタディーツアーで実施された12コース一覧》
①組織のあり方から新しい働き方を考える
②原宿のお花屋さんで障害者の方の”働く”を考える
③フェアトレードを学び消費行動について考える
④多様化する現代の依存症を知り課題を見つける
⑤日本の伝統工芸品を次世代に繋ぐための課題を知る
⑥「ニート問題」から「働く若者」を取り巻く現状に迫る
⑦荒川を歩いて、未来の持続可能な生活スタイルを考える
⑧ロボットと協働する未来を見に行く
⑨「心のバリアフリー」について考える
⑩膨大な食品ロスのこれからを考える
⑪シリア難民の子どもたちの「いま」を考える
⑫シングルマザーが抱える問題に向き合うセルフケア体感