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2018.09.10
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ベネズエラ・ボリバル共和国のイシカワ特命全権大使とソプラノ歌手として活躍されている大使令夫人をお迎えし、中高の代表生徒が参加して、グローバルセミナーが開催されました。セミナーに先立ち、箏曲部による歓迎演奏をお聴きいただき、大使から「指揮者のいない中、気持ちの一つにまとまった一糸乱れぬ演奏の姿に心が打たれた」との感想をいただきました。
セミナーでは、大使よりベネズエラの豊かな自然や社会の現状を通して、「さまざまな窓(視点)があることで真実の姿が見える」とお話がありました。更に大使令夫人からは、ベネズエラで社会福祉事業として行われている無償の音楽教育「エル・システマ」が紹介され、音楽を通じ、ベネズエラの子とも達が成長していく様子を生徒達も大変に感動していました。参加した生徒からは「『音楽を奏でて闘え』というモットーのもと、音楽教育を大切にされていることが印象的でした。70%が貧困層であったり、障害のある方など全ての人が混ざり合っていて、『誰も置き去りにしない』精神が根付いているのだと強く感じました。私も『他者を尊敬する心』を忘れず進んでいきます」などの感想が寄せられました。