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2023.06.28
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6月28日午後、ノルウェーより国際平和プロジェクト「国際平和と理解」のアスラ・トーヤ博士とアレクサンダー・ハラン教授をお迎えいたしました。はじめに、核廃絶問題に「探究」で取り組むグローバルリーダースプログラム(GLP)の18名の生徒と英語で懇談会が行われました。生徒の開発した核廃絶カードゲームを体験しながら楽しく語らい、記念撮影をしました。
グローバルセミナーでは、『池田先生と核廃絶運動』と題して、講演をしていただきました。トーヤ博士は、池田先生の平和のメッセージは、私たちに希望と方向性を与えてくれる必要不可欠なものであり、池田先生が戸田先生からメッセージを受け取ったように、今度は私たちが池田先生から使命を受け継いでいかなければならないと語られました。また、ハラン教授は、池田先生の核廃絶に向けた平和行動が、世界に大きな影響を与えていることを、多くの具体例とともに教えてくださり、核廃絶に向けて、新しい世代を巻き込んでいくことが、池田先生の平和哲学を世界に展開していくための「鍵」だと語られました。
次の世代にバトンを渡していくには、どんな要素が必要不可欠か、という生徒からの質問に、「真実(truth)」「知識(knowledge)」「情熱(energy)」「執念(persistency)」を挙げられ、核軍縮・核廃絶は、何十年もかけて戦い続けなければならない問題であり、今まさに核の危機に直面している私たちには、戦う以外の選択肢はないと強く訴えられました。
最後にお二人のリクエストで、参加した学園生全員で感謝と決意を込めて愛唱歌『負けじ魂ここにあり』を歌いました。
参加した生徒からは、「学園生の使命の大きさを自覚することができました。核兵器廃絶に向けて第一線で奮闘されている一流のお二人との懇談は、貴重な経験となりました。自身の英語力と核兵器に対する知識をさらに深め、世界市民の一員として世界平和に貢献していきます」と感想が寄せられました。